実はこの春休みに沖縄に行こうと思ってました。
県庁前のうちなーぐちを話す自販機でさんぴん茶を買って、
まちぐゎーで、もやしのひげ根をとるお手伝いをして、
ひーじゃー汁にトライしつつ、
じゅん選手ゆかりの場所にも行ってみたいなと思って。
(「ゴールデンアワー」でこの投稿が採用され、
局長・ミキトニー・じゅん選手に大爆笑されました。
いろいろいじってくれて、ありがとうございました♪)
でもこんなレアな旅に友達を誘えないし、ツアーもない。
母とは休みが合わない。父も仕事を休めない。
だから一人で行こうと決めました。
でも17歳では車に乗れないので、
徒歩と公共交通機関利用の旅程を立てました。
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普通娘がこんなことを言うと、親は必死に止めるでしょ?
うちは逆なんです。自分の足とアタマで行けるうちに行けと。
私の頭の中には、遺伝性の脳血管奇形があります。
年間出血率は16.5%。それが頭の中に16個。
出血する場所がよくないと即死です。
高校卒業まで待てないかもしれないと思いました。
そのうちの1つが昨年秋に小さな出血を起こしたんです。
少し手足に麻痺が出ました。何とか頑張ってリハビリをし、
今は普通の生活が送れるようになっています。
私の頭の中にも奇形があると教えられたのは13歳。
「残された時間がどれだけあるか分からないのだから、
やりたいことの優先順位を間違わず、綿密に計画を立て、
人の迷惑にならないよう、やりたいことをやりきってから死ね」
そう言われました。私もその積りで暮らしてます。
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ところが、準備万端になる寸前に、体調を崩して入院、
手術が必要になってしまいました。
ちょっとリスクがある手術だったので、
万が一のためにせめて写真だけでも・・と、
立てた旅程通りに母が旅したんです。
今から書く「聖地巡礼」シリーズは、そういう旅の記録です。
だから「なんでおかーさんがいっぱい出てくるの?」とか、
「いー歳してこのおかーさん何やってんの?」とか、
「家庭放りだして旅ですかw結構なご身分ですことw」
みたく思われるかもしれないんですが、
母は、母でもあり、同じ病気を闘う同志でもあります。
母の頭の中にも
祖母の頭の中にも同じような血管奇形がある(あった)んです。
遺伝だから。
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幸運なことに、母は結構しっかりお話させて頂けたようなので、
これからたーくさんじゅん選手が登場しますよお。へへ。
あんしぇ、またやーたい (^-^*)♪