普通のないちゃーには伝わらんものがありませんか?
文化・風俗の違いってやつで。
それでもあれだけ場を盛り上げて笑わせたのは、あなたの力。
大阪の力じゃない。
二次公演終了。大阪の人間あったかすぎる。ぬーがやがー♪意味わかってるのか、標準語チョイスが良いのか。
一回目二回目違うネタしたから三回目も違うネタと新しいネタしよう!!
— じゅん選手 (@junsensyuu) 2015, 5月 20
標準語にしたから、だけでもない気がするなあ。
標準語に直したのがごく一部で、
面白さのツボはうちなーぐちのままだったから。
標準語に直したのがごく一部で、
面白さのツボはうちなーぐちのままだったから。
たとえば。「カバ男が臭いのはわかるけど、言うな、約束だろう?」
「でーじやっさーいったーやー。わん、何かばーすんば?」
「ひーじゃーかばーて」・・・こんな感じ。
「でーじ」「いったー」「わん」「かばー」「ひーじゃー」「~て」
・・・これを聞きとって意味がすぐに分かる人って、
ある程度沖縄を知ってる人に限定されると思います。
要するに、じゅん選手が醸し出す雰囲気に、
ファンが惹きつけられたからじゃないかなあ。
あなたのお笑いが、言葉の違いを越えたということです。
大阪の人間を温かい気持ちにさせたのはあなたの力。凄いことですよ♪
標準語にすると分かりやすくなるけれど、言葉のテンポが変わってしまうデメリットってのもあるなあ、
と思いました。加減が難しいですね。
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食文化や考え方の差も無視できない。
①ひーじゃーを普通は食べないから臭さが分からない (^-^;)
(臭いと言われた「カバ男」、
これを「かばー(におい)」と掛けていることも伝わりづらいだろうなあ)。
②内地には「ホリデーマーガリン」がない。
沖縄でしか流通していない(特別なところに行けばある?)。
米軍統治の影響で販売されるようになった商品。
普通のマーガリンよりも濃厚な味がしてとてもおいしい。
沖縄の人があそこで大笑いできるのは、このマーガリンがポピュラーだから。
知らないと笑えないですから (^-^*)
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③「のーまんじゅう」
このまんじゅうの「の」ってのは、内地でいうところの「のし」の意味。
だからこのまんじゅうは、紅白まんじゅう的位置づけ。
沖縄の人なら誰でも知ってるポピュラーなまんじゅう。
だから沖縄の人のツボに刺さる。
でも、そういうことを知らなかったら、「なんで『の』なんだ?
『へ』の方が面白いのに」みたくなっちゃうかも。
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④「うさんでーしたみーむんのちらよー」
・・・「仏壇にお供えしておいた新品の顔よー」くらいの意味ですかねー。
沖縄は、あの世とこの世の距離感がとても近い気がするんですよ。先祖供養の行事もしっかり残ってる。
だから「うさんでー」すれば、先祖のご加護を受け、顔がパワーアップする、ってことがすぐ分かる、んだろうなあ・・・
ところが「お盆休みは旅行に行く好機!」という人が少なくない内地だと、仏壇からパワーを貰うって発想が分からん・・・って人がでてきかねない。
「仏壇に供えてるヒマがあるんやったら、早く持ってきてやれや!
アンパンマン、くるさっとるやないかw」 とか、
「仏壇に供えたパンてw 余裕でカビ生えてるんとちゃうか?」
ってな感じになるかもだ。
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でもじゅん選手はそれでいいんです。それがいい。
ちょっと沖縄訛りのある芸人さんだったら、他にいくらでもいますから。
今回初めてフリートーク込みのライブを見ましたが、
あなたは言葉の違いを越えられる魅力を持っている。
そして、「何言ってるか分からない」という表情のお客さんをいじって、
笑いに繋げる術も持っている。
「そう持っていくか・・・うまいなあ」と思いました。
大阪にライブを見に行ってよかった。
あなたでなければできない舞台を私は観たいです、これからも。
他のファンの人たちもきっと同じ気持ちだと思うですよ♪
あんしぇ、またやーたい (^-^*)♪